アーヘン　　その1

ケルンから電車で1時間ほどのところにある
ドイツの最も西に位置する町、アーヘンにもクリスマスマーケットがある
とのことでケルン滞在中に日帰りで行ってきました。
ベルギーとオランダとの国境近くににある街です。
街の歴史は古くローマ帝国の時代から温泉保養地として有名。

ドイツというよりはオランダ色の強い町です。

又、アーヘンは馬術でも有名な町らしく、中央駅の前にはお馬ちゃん。

アーヘンといえば、アーヘン大聖堂。
ドイツで世界遺産第一号に選ばれた北部ヨーロッパでは最古の歴史ある
大聖堂です。

この大聖堂は、786年にフランク王国のカール大帝が建設を始め
814年にカール大帝が死ぬと彼自身が大聖堂に埋葬され、彼の骨は今も
特別な神殿に保存されているそう。大聖堂は、811年にバイキングに破壊
されるも、修復や増築を繰り返し、一千年以上の時を経て現在に至る。　
アーヘン大聖堂は、936年から1531年にかけての約600年間に
神聖ローマ帝国の30人の皇帝たちの戴冠式が執り行われた場所でもあります。

残念ながら、我家が行った時は建物の修復中で、建物外部の全体を
くまなく見ることができませんでした。
シーズンオフに旅行すると、こういう事がたまーにあるのが難点。

大聖堂の外にあった模型

大聖堂前クリスマスマーケット

カール大帝の宮殿だった
ゴシック様式のアーヘン市庁舎。

市庁舎前のクリスマスマーケット

ちなみにアーヘンのクリスマスマーケットで飲んだグリューワインが
一番美味しかったです。

旧市街のクレマー通りにある人形の噴水　(プッペンブルネン)
噴水のオブジェは人形の手足などの関節部分が可動式になっていて
何となく触らずにはいられない。
通りすがりの人も、一通り人形をいじってから去ってゆく人多数。